『べらぼう』総集編の放送間近!蔦重を生み育てた“女たちの底力”、感動の名場面をおさらい【4人の女神編】 (3/10ページ)
とにかく明るいつよさん。NHK大河「べらぼう」公式サイトより
いつの間にか耕書堂になくてはならない人になった、つよ。ある日、旅に出る蔦重の髪を結い直しつつ「お前を捨てたのではなく、夫と一緒に借金取りから逃げるため、駿河屋市右衛門(高橋克実)に預けた」という事実を話します。
「柯理(からまる)」と蔦重の幼少期の名前で呼びかける、つよ。この名前で蔦重に呼びかけらるのは彼女だけですよね。
「あんたは強い子だよ。あんたは立派だよ……」と淡々と褒めつつ、「けれど、他の人はそんなに強くないから、もうちょっと気付けて、ありがたく思えるようになりな」と優しく諭しました。おっかさんに語りかけられた蔦重が、みるみる子供のような表情になったのも印象的。横浜流星さん、ほんと上手かったですね。
髪を整え終わった蔦重は、照れつつ「んじゃ、行ってくらぁ⋯お⋯おっかさん」と、初めておっかさんと呼びます。つよも「頼んだよ、重三郎」と。
ていは、実の子の蔦重はもちろん、義理の弟である歌麿のことも悩みを聞いてあげて“おっかさんに遠慮すんじゃないよ”と、母親として受け入れます。
「四の五の理屈は言わず、“子の存在”そのものを肯定する大きな愛」で彼らを包んでくれたつよは、この兄弟にとって女神だったと思います。