『べらぼう』総集編の放送間近!蔦重を生み育てた“女たちの底力”、感動の名場面をおさらい【4人の女神編】 (6/10ページ)
そして小さい箱は、仏様になったつよと子供の分。
「小さな子は甘いものが好きだろう? おつよさんも嫌いじゃなかったしね」と仏前にお供えしつつ、「さ、私たちも頂こっか」と座り直すふじ。
「わたしも」と小さな声でつぶやいたていに、「ん。」といつものように言ってお菓子を1つ差し出します。きっと、世界一優しい女神の「ん。」。
「元気だしなさい」とか「泣いていると子供も泣くよ」とか「また子をつくればいいよ」とか、余計なことは一切言わないふじはさすがです。冷えた心にじわ〜っと染み入るような、とても温かいふじの「ん。」この人にしか出せない優しさでしたね。これで、元気を取り戻すていと蔦重なのでした。
ふじの「ん。」の一言と、お菓子ぽりぽりが、まさかのここで生きる脚本にも脱帽でした。
本で世を耕すという蔦重の“夢”をかなえた女神
生みの母親、育ての母親に続いて、蔦重の女神になったのは妻・ていです。ていの名場面や名シーンはあり過ぎて絞りきれません。
真面目な顔して表情を変えずにつっこみを入れるところ、蔦重との夫婦漫才のようなやりとり、店を守りたいという割には冒険も好き、本を読み込んでいるだけにボキャブラリーも豊富。