『豊臣兄弟!』妻との絆に涙…いずれ秀吉に使える大沢次郎左衛門の生涯と、2つの「嘘から出た実」 (6/10ページ)
体が弱く、病の床に伏せりがちだが、夫とは深い絆で結ばれている。
映美さんは、大沢次郎左衛門と妻の「夫婦の深い絆」を物語の大切な核として反映したいと告げられて喜んで受けたそうです。
詳しい生没年や本名などは不明なので、「篠」という名前や病弱という設定は、ドラマの脚本上のことでしょう。
5話では、無骨な次郎左衛門と儚げながらも芯のある美しき奥方・篠の心通い合う場面が、まるで「美女と野獣」のようでしたね。
何度もすげなく断った誘いを受けた理由
秀吉と小一郎が、姉妹の夫を使って「大沢は斎藤を裏切り織田につく」という噂を流したせいで、次郎左衛門は斎藤龍興(濱田龍臣)に疑われてしまいます。
もともと、道三を慕い美濃を守るべく支えてきた次郎左衛門は、龍興には苦言を呈していたので、煙たい家臣だったのでしょう。龍興は「妻・篠を人質に城へ連れてこい」と命じます。
屋敷の庭で礫の練習をする次郎左衛門に、「お上手ですこと」と、声をかける篠。
「今日は起きていいのか」と病弱な妻を気遣う夫に、妻はにこやかに「もう一度見せてください」といいます。
練習をしながら、「礫の能力を評価し、大沢の婿になりこの城の主人になれたのも、あの方(道三)のおかげじゃ」という夫。
数十年前と思われる回想シーンで、初めて今の屋敷に夫婦で来たとき、「ついにやったぞ!これからはわしとお前の城じゃ」といい、「何もないわしに今日までようついてきてくれた。