『豊臣兄弟!』妻との絆に涙…いずれ秀吉に使える大沢次郎左衛門の生涯と、2つの「嘘から出た実」 (9/10ページ)
この言葉には嘘はない……秀吉の言葉こそ「本来は自分自身が守らねばならないこと」だったことが、心にグッサリと刺さったのでしょう。
「強くて大きい主君」に仕えると決心
次郎左衛門はそんな秀吉を許し、帰れというものの、「このまま帰るわけにはいきません。わしは下からはいあがらねばならぬ。わしを信じてこの役目をくれた殿に申し訳がたたぬ」と、自ら人質を申し出て頭を下げる秀吉。
“そこまでしてお支えしたい主君”がいる秀吉に、自分が仕えていた道三を回想する次郎左衛門。
「強く大きい。確かに似ておるの」と道三と信長を重ね合わせ、清洲行きを決めたのでした。
次郎左衛門を連れての帰り道、弥助に「まことに調略を成し遂げるとは!」といわれ、「最後はここじゃ!」と元康の「大事なのはここじゃ(と胸を叩きつつ)!熱意は人を動かす。」の、嘘の言葉を爽やかに真似する小一郎。
この兄弟、また次のステージにあがりましたね。
次回、次郎左衛門の従者が毒を含んだ武器を持っていたことが前田利家によって判明、次郎左衛門は殺されそうになるという不穏な展開です。
史実では76歳まで生き延びた次郎左衛門。