『豊臣兄弟!』君は綺麗になった…信長が寧々に送った手紙がイケメンすぎる!一方、人たらし秀吉は (5/9ページ)

Japaaan

「女性」を政治的な存在と認識していた?

冷酷な部分がクローズアップされる信長ですが、“女性の扱い方ひとつで家中も動く”と、理解していたような気がします。

寧々の訴えを「たかが女のやきもち」で雑に片付けずることは“政治的にマイナス”と判断したのではないでしょうか。

実際、信長の手紙は、まずねねの感情を先に受け止め、「それは腹立たしかろう」と共感し、秀吉を諭し寧々もやんわり諭すという順番。

「正論より、先に感情を受け止め共感して、やんわりと諫める」内容は、なかなか現代的な構成です。同時代の武将の書状としては、かなり異例と分析する意見もあります。

また、信長の周囲には正妻・濃姫、妹・お市ほか「黙らない女性」が多かったために「女性に対して“口を出すな”と押さえ込んでしまうよりも、上手に扱ったほうが合理的だ」と、大人の権力者らしい判断をしたとも考えられます。

いわゆる「フェミニスト」ではないものの、女性の感情を軽視すると、いずれ家中や政治に危険を及ぼす可能性がある……ということを知っていたのでしょう。

冷酷で合理性を追求する信長が、ときには驚くほど人間味のある手紙を書くというこのギャップは、そんなところから生まれたのかもしれません。

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