【豊臣兄弟!】“無事を信じて待つ”身の辛さに気づいた小一郎…なのに、直に迫る悲劇とは? (3/9ページ)
(“人たらし”なわりにデリカシーがない藤吉郎)
喧嘩を止めようとする小一郎に対し、「こんな婚礼やめたほうがええわ」と、無表情で言い放つ直。「花嫁のことを一番に思わなくてどうするんじゃ!」と。
寧々の加勢をしているようで、「兄ばかり優先する」小一郎に対しても言っているのではないでしょうか。
さらに「どうせ口先だけじゃろ!あんたら兄弟はいつもそう!お寧々様、こんなのと一緒になっても悲しい思いをするだけ。考え直されませ!」と、ものすごい“毒”を吐きます。
「これ以上、兄者をこけにしたら許さん」と怒る小一郎にひるまず「ま〜、仲のよろしいこと!いっそ、あんたらが夫婦になったらどうじゃ!」と、直節が炸裂しました。
以前、3話『決戦前夜』でのこと。清州に到着したとき、キャッキャッとはしゃぐ兄弟を見ながら、「まるで、あの二人が夫婦になるようじゃ…」と直が呟いていたのを覚えていますか。ずっと心の中に残っていたのですね
小一郎に対して感じていた、孤独・不安・心配などが溜まりに溜まってブチキレてしまった。そんな己を責め、さらに自分を追い込んでしまう直が切なかったです。
「中村に帰る!もうあんたとは一緒になれんわ…本気じゃ」と宣言します。
直の剣幕に度肝を抜かれ、仲直りをした藤吉郎と寧々。喧嘩を止めるための直の芝居か!と思った小一郎は、「なかなか芝居が上手いのう」と言います。
けれども、「すまん。あれは芝居じゃない。本気じゃ」と直。静かに別れの決意を湛えたまっすぐな瞳が悲しかったですね。