【豊臣兄弟!】“無事を信じて待つ”身の辛さに気づいた小一郎…なのに、直に迫る悲劇とは? (8/9ページ)
誰かが手入れをしていたようだ。本当は戻ってきてほしいと願っていたのではないか」と藤吉郎に指摘された正勝。
空き家の屋敷を掃除して手入れしてたのですね。絆は断ち切れてはおらず、信じていたのでしょう、またいつか長康と共に手を携えて働けるときを。
そこに、敵の斎藤龍興(濱田 龍臣)軍が前野邸に押し寄せてきたという知らせが入ります。
「一緒に戦いに行こう!前野殿も待ってるはず」と正勝に声をかける小一郎。「お前に何がわかる!」と言われるも「わしにはさっぱりわからん。けれど、兄者がそう言うならそうなんじゃ!」とにこやかに返します。
「兄者がそう言うならそう」なんという迷いのないパワーワード。
「兄弟の絆」と「人を信じる力」というテーマが、このドラマの根底に流れていることを改めて感じました。
瞬時に絆が戻った正勝と長康の義兄弟愛敵に包囲された前野邸に駆けつける、蜂須賀軍と豊臣兄弟。
「久々の勝ち戦じゃ。墨俣の砦作りわしひとりでは手にあまる。また、一緒にやるか正右衛門」正勝
「むろんじゃ!」長康
仲違いしたブランクについて余計なことは言わず、これだけで一気に元の義兄弟に戻る二人。決別はしても、お互いの絆を感じながら言い出せず、元に戻るきっかけを待っていたのでしょう。
長康が、最初は礼儀正しく、藤吉郎に突然川に蹴り落とされても怒らず(というか、藤吉郎の作戦とすぐ察した)紳士的だったのに。
正勝に「また、一緒にやるか!」と言われた瞬間に、「おお!」といきなり、ニヤリとして川並衆らしいワイルドな顔に変わったのがよかったですね。
負けつづけ、疫病神とののしられるようになった義兄弟。久々の戦では囮に使われた。「だからもう誰の下にもつかない」と決めた兄。