『豊臣兄弟!』姉川は“地獄”だった…お市・長政・小一郎の「覚悟」で新しい局面に突入した第15話を考察 (3/10ページ)

Japaaan

史料『武功夜話』によると、鵜沼城開城後に秀吉が斎藤龍興の家老・長井隼人正道利の急襲を受けて、死を覚悟するほどの窮地に陥ったときに駆けつけた秀長に救われ「地獄で仏とはこのこと」とあるそうです。

このときが「兄の命を助けるために敵を殺す」経験が初めてだったかどうかは不明です。

目がいってしまっている小一郎が次々と人を斬っていく。(NHK大河『豊臣兄弟!公式サイトより)

「姉川大合戦」の中心にいたお市

合戦のシーンとは対極的だったのが、お市と長政の静かな会話のシーン。

長政「まことにそれでよいのか」

市「あなた様こそ、わたくしがここにいてもよろしいのですか」

長政「正直分からん。そなたにとって、何が一番よい道なのか」

市「わたくしではなく、殿にとって一番いい道をお選びください」

長政「わしは…わしは、そなたに側にいてもらいたい。このまま、ずっと」

市「打ち明けねばならぬことがございます。わたくしは兄に…」

長政「言うな。他の者に知れたら、そなたの命はない」

兄ではなく夫と共にいる覚悟を決めたお市。そこへ、柴田勝家が浅井家に送り込んでいた織田の間者(浦上晟周)を捕らえたという知らせが。

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