『豊臣兄弟!』姉川は“地獄”だった…お市・長政・小一郎の「覚悟」で新しい局面に突入した第15話を考察 (5/10ページ)
(NHK大河『豊臣兄弟!公式サイトより
『敦盛』の笛の音は、お市決別の覚悟の知らせ部屋で笛を吹くお市のもとに、侍女が信長の軍勢が迫ってきたことを知らせに来ます。
「逃げたほうがいい」という侍女に、「先ほどの音色は兄が出陣のときに舞う『敦盛』の音色じゃ」といい、笛を吹き続けるお市。
笛の音が突然風を引き起こし、お市が側に置いたたくさんの秀吉からの手紙が飛ばされて、空中に舞い上がります。
兄がそばまで来ていることを知りつつ、「もう後戻りはできない」というお市の覚悟を託した笛の音色が、まるで届いたかのように信長、勝家、豊臣兄弟が映し出されました。
「豊臣兄弟!」の金ヶ崎の戦い〜姉川合戦は、ずっと根底にお市がテーマになっていました。
▪️「挟み撃ち状態」を兄に知らせたお市
▪️密告を告白しようとしたお市を制する長政
▪️お市を命をがけで守り切った間者
▪️嘘をついてお市を助けようとする豊臣兄弟
▪️お市を助けたい思いで間者を付けていた勝家
そして、「市が選んだことじゃ。であればわしも、もう容赦はせぬ」」という信長。
そんな織田と浅井の間で悩みゆらめくお市の感情が丁寧に描かれていたと思います。