朝ドラ『風、薫る』ナイチンゲールの教え子だった厳格教師…バーンズ先生のモデル、アグネス・ヴェッチの生涯 (7/8ページ)
直訳すると「観察する」の意味。
実は、ナイチンゲールの言葉に、
『経験をもたらすのは観察だけなのである。観察をしない女性が、50年あるいは60年病人のそばで過ごしたとしても、決して賢い人間にはならないであろう。』
があります。これが看護婦としての「いろは」なのですね。
「看護」の「看」という文字は、「手」と「目」との組み合わせ。 目の上に手をかざしている様子で、『物事をよく見ること』を表しているそう。
患者さんの様子をしっかり注意深く、自分の「手」と「目」で「看よ」ということでしょうか。
さらに、バーンズ先生は徹底した「衛生管理」を指導していきます。部屋の掃除や換気はもちろん、トレインド・ナース自身が徹底的に衛生管理することが「看護のいろは」であることを教えていくのでしょう。
フローレンス・ナイチンゲールが1859年に書いた本『NOTES ON NURSING』1860年の改訂版では、看護師に向けて書かれた章が追加に。(NHK『風、薫る』公式「X」より)
最後に今はまだ、仲が悪く一触即発なムードになる生徒たち。けれど、そんな看護婦見習いの彼女たちを、差別と偏見で見下す人間が『梅岡女学校』の敷地内にもいました。
東雲ゆきの元同級生だった女学生らです。