朝ドラ『風、薫る』ナイチンゲールの教え子だった厳格教師…バーンズ先生のモデル、アグネス・ヴェッチの生涯 (1/8ページ)
NHK朝の連続テレビ小説『風、薫る』。
舞台は、日本初の「トレインド・ナース(正規の訓練を受けた看護婦)」を養成する『梅岡女学校 看護婦養成所』へと移りました。
サブテーマ「集いし者たち」のように、ヒロインの一ノ瀬りん(見上愛)と大塚直美(上坂樹里)は、共に机を並べる同級生たちと初めて出会います。
出自・年齢・個性・看護婦になりたい理由もバラバラな女生徒たち。さらに、個性的な校長兼所長・梶原敏子(伊勢志摩)や、うろたえ気味の英語の先生・松井 エイ(玄理)など、女性だけの世界です。
急拵えの養成所だったので「看護教育」を教えるスコットランド人教師のバーンズ(エマ・ハワード)先生は、まだ日本に到着していない状況。
バーンズのモデルは、実在した看護教育者でフローレンス・ナイチンゲールの教え子、アグネス・ヴェッチがモデルではないかと推測されています。まだ黎明期にあった明治時代の日本の看護教育に大きく関わった人物です。どのような人だったのでしょうか。
※現代は「看護師」と呼びますが、この記事内ではドラマの時代に合わせて「看護婦」とします。