「AIは敵か、味方か?」──漫画コースの学生が授業後にたどり着いた、人間とAIの“共創”の描き方【ASOポップカルチャー専門学校×㈱dott】 (5/9ページ)

バリュープレス

逆に、AIが質問してくれて、自分の状態を整理するような、カウンセラーに近い役割も果たしてくれる、答えを一緒に考えてくれるいいアドバイザーとして使えるようになってほしいという意図で教えました。

一方で、カリキュラムとしては全体が長く事前に読み込む必要がありました。ビジネス寄りの内容も多かったので、漫画・アニメ・イラストに特化した方がいいのではと思い、例えば「会社の売上」といった例を、「絵を描くこと」「漫画を書くこと」に関する問題に置き換えたり、「まず問題を言語化してみよう」という形に変えたりして、自分のことに引き寄せて使いました。クリエイティブ系のコースには、自分ごとに置き換えられる例があると、どの学科も助かるのではないかと感じています。

授業準備の負担は約半分に。漫画コースならではの効果も

■導入後、教員の立場として感じた変化について教えてください。

==担当F先生==
授業準備の負担は、導入前と比べてAIのこの授業準備が約半分になった実感があります。私の感覚ですが、クリエイティブな科目では授業1コマ分の教材をゼロから用意すると、だいたい3日はかかることが多いです。コマ数が重なるほど日数も積み上がるので、すべて手作りでそろえるのは負担が大きくなります。今回は教材があらかじめ一式そろっており、その分の制作時間を削れたのが大きく、助かりました。

漫画コースの学生は、パソコンが苦手な子が多く、家にパソコンがない・触ったことがないという子もいます。機器やソフトまわりでつまずいたときは、AIに聞いてみてよいと伝えると、その手の質問がいっきに減ったという副次効果がありました。何度も同じ説明を繰り返す手間が省け、やってよかったと実感しています。

■「使えるものは使う」。そのうえで、人間にしかできないこととは?

==担当F先生==
私個人の考えとしては、使えるものは使った方がいいと思っています。

漫画は、決められたページ数の中で、どこに起承転結を置くかが、経験の少ない学生にはとても難しい。何枚も描いている子は感覚で決められますが、最初は難しい。

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