『豊臣兄弟!』秀吉が生涯悔いる見捨てた尼子勝久と家臣・山中幸盛との信頼関係…第22回を考察 (4/10ページ)

Japaaan

竹中半兵衛、黒田完兵衛、羽柴秀吉(NHK大河「豊臣兄弟!公式サイトより)

「わしはそなたが妬ましい」という半兵衛の正直な言葉

上月城内の者の遺体を利用した見せしめの所業に対し半兵衛は

「これで織田軍に見切りを付け毛利軍に寝返る者が増えるだろう、そのほうが『敵』がはっきりする。一番やっかいなのは腹の底が見えぬ国衆」と言いました。これは現代でもあり得る話ですね。

前回は、やたら煽ってくる官兵衛に変顔で対抗した大人気ない半兵衛でしたが、今回は一枚も二枚も上手の軍師ぶりを見せていました。

官兵衛の甘さを追及し怒らせつつも真顔で弱点を指摘。自分の残り時間を察知して、後の羽柴の軍師としてのバトンを渡そうとしているのでしょう。

半兵衛は突然、倒れる寸前、まだ未熟なものの若く健康な体を持つ官兵衛に「わしはそなたが妬ましい」というまっすぐな言葉を言い放ちます。

35年間の短い人生。

この言葉には、ひとりの人間として「もっと皆と共に生きたい」という切実な気持が込められているようでした。

「尼子らを見捨てるわけにはいかん!」という秀吉

さらに最大の受難が秀吉に降りかかります。

上月城の攻略に成功したと思った秀吉は、中国地方で勢力回復を目指す尼子勝久・山中鹿介らに任せます。

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