『豊臣兄弟!』秀吉が生涯悔いる見捨てた尼子勝久と家臣・山中幸盛との信頼関係…第22回を考察 (5/10ページ)

Japaaan

尼子勝久は、かつて山陰を支配した尼子氏の一族で、尼子氏の再興を託された人物。忠義の武将・山中幸盛など旧臣たちに擁立され、「尼子再興」を目指し各地を転々としつつ戦いました。

強大な毛利軍により居城を追われ流浪すること10数年。秀吉軍の一員となりようやく「長年の苦労が報われる」と意気揚々となっていたでしょう。

ドラマ内では、秀吉からの援軍を待ちながら

「我らにこのような期を与えてくださったこと、羽柴殿には感謝してもし尽くせませぬ」と山中幸盛。

「大願成就した暁には、一生をかけて御恩に報いて参ろう」と尼子勝久。

この二人の会話が辛過ぎる。

「尼子らを見捨てるわけにはいかん!」と、秀吉は織田信長(小栗旬)に援軍を依頼しますが、三木城攻めを優先する信長はそれを断り秀吉に撤退を命じます。

「さすがは上様。我らとて遅れを取れば危うくなる」という半兵衛。その意見に同調する官兵衛。身内の軍師の打つ手がなしという態度に秀吉は苛立ちます。

「皆下がれ」と命令したとき、蜂須賀正勝(高橋努)だけが、その心中を察して秀吉に声をかけようかと迷う姿も切なかった。ずっと苦楽を共にし秀吉が涙を流す姿も見てきた人ですから。

助けたかった。尼子勝久(左)と山中幸盛(右)NHK大河「豊臣兄弟!」公式「X」より

尼子軍にふるまった「粥」の思い出

ひとり、上月城が見える場所で焚き火をして粥を作り始める秀吉

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