結婚で失う”お金”と”時間” 既婚者の半数以上が「減った」と実感|結婚によって”失ったもの”に関する意識調査(第3報) (6/9ページ)
▼図3:家庭での時間の使い方について、主導権を握っているのはどちらか(男女別)
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この結果で興味深いのは、お金の使い方以上に「どちらとも言えない」が多い点です。男性41.5%、女性38.0%と、いずれも最も高い割合となっています。
お金の管理には「誰が持つ」「誰が決める」といった比較的明確な役割が生まれやすい一方で、時間の使い方は日々の予定やその時々の事情によって柔軟に変わるものです。そのため、どちらか一方が明確に主導しているという感覚を持ちにくい家庭も多いのかもしれません。
一方で、女性では“自分が主導”が41.5%と男性の31.0%を上回っています。
この結果からは、休日の予定や家族での外出先、イベントの過ごし方などについて、妻側の意向が比較的強く反映される家庭像も想像されます。例えば、「今度ここに行きたい」「家族でこれをしたい」といった希望を妻が起点となって出し、それに夫が付き合うような形で家庭の時間が組み立てられていく夫婦は少なくないのかもしれません。
これに対して、男性側では「主に自分」は8.0%にとどまっており、時間の使い方について明確に自分が主導していると感じている人は少数派でした。お金以上に、家庭の時間は自分ひとりの意思だけでは決めにくくなっている実感があるのかもしれません。
では最後に、結婚後、自由に使える時間が独身時代と比べてどう変化したかを見ていきます。
結果は、男性では、「大きく増えた」が4.5%、「どちらかといえば増えた」が9.5%で、“増えた”は合計14.0%でした。