『豊臣兄弟!』さらば半兵衛…風に舞う桜吹雪が「大義であった」と労った天才軍師の最期を史実と共に考察 (5/9ページ)

Japaaan

昔、彼の草庵の周囲にも、鳴子をぶら下げた縄、扉を開けると飛んでくる矢の仕掛けなどいろいろな罠が仕掛けてありました。実は、半兵衛はこういう罠が好きだったのでしょう。このシーンは「半兵衛の草庵」へのオマージュだと思います。

草庵の内部も、絵地図・城の模型など「独りが大好きな諸葛孔明オタク」ぶりがよく描かれていました。著名人のわりに実態を書き記した史料が少ない半兵衛。

実際は分かりませんが、いかにも引きこもりの半兵衛らしい住まいでしたね。

半兵衛は、城内にいる松寿丸を探しつつ豊臣の女性陣との「戦さ」を楽しんでいるようでした。

さまざまなモノに溢れていた半兵衛の草庵(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

生まれた「命」を抱き「命」を葬れなくなる

半兵衛の行為を止めに長浜城に駆けつけた小一郎と半兵衛。けれども慶が産気づいたために一時休戦します。

無事に初の女児が誕生し「抱いてくだされ」と頼まれ、おずおずと壊れ物を抱くように赤子を抱く半兵衛。おそるおそる赤子をあやすうち、突然顔を歪ませてボロボロと大泣きし泣き崩れてしまいました。

こんなに感情をむき出しにした半兵衛は初めて。

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