『豊臣兄弟!』さらば半兵衛…風に舞う桜吹雪が「大義であった」と労った天才軍師の最期を史実と共に考察 (7/9ページ)

Japaaan

“相手”とは誰?“面白き”とは何?

半兵衛にとっては、突然の水入りとなった赤子かもしれません。

時間もタイミングもその場の空気も読まない。突然この世に『命』として誕生し、唯一無二の絶対的正義として圧倒的にその場を支配する。

そんな赤子の誕生はいかに天才軍師でも予測もできず、オロオロして自分の感情も支配された……そんな赤子こそ「手強い相手との面白い戦さ」だったのでしょう。

信長は“首”は身代わりとわかっていたような気がしました。「裏切りの代償に斬首し見せしめにする」のであれば、さらし首にする、磔にするなどもっと残虐な方法をとっていたのでは。

身代わりの子と分かったために「丁重に葬り供養させろ」と言った気もしました。

「上様、これでお別れでござりまする」と挨拶をする半兵衛に「大儀であった」と、労う信長。

この言葉にすっと背筋を伸ばし、信長の目を見つめて微笑み頭を下げる半兵衛。最期の作戦を無事にやり遂げた達成感が漂っていました。

やり遂げた達成感に溢れていた半兵衛。(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

もっと豊臣兄弟や仲間と一緒に生きたかった

それからしばらくのち。

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