『豊臣兄弟!』荒木村重(トータス松本)が見殺しにして、妻・だし(山谷花純)と竹中半兵衛(菅田将暉)が助けた二人の幼子の運命 (2/9ページ)

Japaaan

(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)

残り少ない命を賭け幼子の命を救う半兵衛

織田信長と豊臣秀吉(池松壮亮)への忠誠の印として、10歳の息子・松寿丸を人質として差し出していた黒田官兵衛。

荒木村重の説得に出向き捕えられ牢に幽閉されたうえ、「織田を裏切った」と噂を流されました。激怒した信長は秀吉に「松寿丸の斬首」を命じます。

松寿丸を可愛がって育てていた秀吉らにはできまいと察した半兵衛は「松寿丸は私がかくまい信長を欺く」と申し出ました。

ドラマでは、この通説にひねりを入れ「実は半兵衛は松寿丸を殺す気だった」という展開に。信長に嘘がバレたら豊臣家もタダでは済まないと斬首の役目を買ってでたようです。

ところが、生まれたばかりの小一郎(仲野太河)の赤ん坊を抱き大号泣。「あの子を抱いた手で子を殺めるなどできぬ」と松寿丸をかくまい信長には替え玉として病で亡くなった子の首を差し出しす……という流れになりました。

寿命が残り少ない半兵衛の命懸けの欺き

『黒田家譜』(※)では「官兵衛が裏切ったと思った信長は激怒して人質の『松寿丸を殺すべき』と竹中半兵衛に命じるも、これに従わずに匿った」と記されています。

村重の有岡城が落城し、約1年ぶりに救出された官兵衛は、半兵衛のおかげで松寿丸の無事を知り、男泣きに泣くも半兵衛はすでにこの世にはおらず直接礼を伝えられないことを嘆いたそうです。

※『黒田家譜』:福岡藩3代藩主・黒田光之の命を受けて貝原益軒が編纂した黒田家の公式歴史書。

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