『豊臣兄弟!』荒木村重(トータス松本)が見殺しにして、妻・だし(山谷花純)と竹中半兵衛(菅田将暉)が助けた二人の幼子の運命 (4/9ページ)
おかげで、松寿丸は助かり、幽閉から救出された父・官兵衛と再会を果たすことができたのでした。
半兵衛の「涙を流し候」の心情は赤子を抱いて大号泣したこの場面に反映されたのかも(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)
20年前に救った命が結ぶ絆は孫の代まで続く半兵衛に命を助けられた松寿丸は、成長し黒田長政と名乗ります。本能寺の変で信長亡き後は豊臣秀吉に仕え、次々と武功をあげ、若くして頭角を表しました。
天正17年(1589)に父・官兵衛が隠居し家督を継いだ長政は、
秀吉の死後、かねてより折り合いの悪かった石田三成との対立が決定的となり、同様に三成と対立する徳川家康に接近します。
長政の名を大きく高めたのが慶長5年(1600)「関ヶ原の戦い」でした。
西軍の三成に対して東軍に所属した黒田長政。一方、当初は西軍にいた竹中半兵衛の息子・竹中重門は東軍に転じました。
関ヶ原はもともと竹中家の領地だったので、地の利に詳しい重門が長政を案内したといわれています。そして、東軍の勝利におおいに貢献したのでした。
「関ヶ原」の戦いで一際目を引いたのが、長政が身につけた『銀箔押一の谷形兜』。