『豊臣兄弟!』荒木村重(トータス松本)が見殺しにして、妻・だし(山谷花純)と竹中半兵衛(菅田将暉)が助けた二人の幼子の運命 (7/9ページ)
荒木村重とだし。夫婦仲は良かったものの…(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)
毅然とした中にも「命は救えた乳飲み子」への想い『信長公記』によると、信長は、磔・斬首・火あぶりなど700人近い人をジュノサイド処刑で惨殺。
この大殺戮の最中、一人、命拾いをした乳飲み子がいました。それが、村重の息子でのちの岩佐又兵衛勝似です。(2歳位だったとも)この子は、村重とだしの間の子とする説と、だしは側室なので正室と村重の子とする説などがあります。
だしは、家臣を裏切った武将の妻として我が身の処刑は受け入れたものの、幼い息子の命だけは助けたいと護送の途中、乳母の懐に隠し脱出させたそう。
そして、だしは白い経帷子の上に色鮮やかな小袖を纏った姿で、大八車に縛り付けられ京都市内を引き回しの上、六条河原にて斬首されました。
同様に処刑される家臣たちの妻たちに、少しでも恐怖を与えないようにと思ったのでしょう、毅然とした姿だったと伝わります。
残される我が子に「何も恥いることはない。母の最期は立派だった」と残したかったのかもしれません。
だしの辞世の句は複数ありいずれも堂々としたもの。