朝ドラ「風、薫る」りんを巡る三角関係の予感?横沢公輔(井上祐貴)とシマケン(佐野晶哉)の決定的な違い (2/8ページ)

Japaaan

警察も役人も文句が言えない大地主に対して、いきなり痛快なダメ出しをする横沢。(NHK「風、薫る」公式「X」より)

※本記事では登場人物のモデルとされる実在人物を紹介していますが、ドラマ上の人物設定や物語展開は創作を含むため、実在人物の生涯・経歴とは異なる場合があります。

新聞社の活字工だったシマケン

思い返せば、シマケンが登場したのは、第3週『春一番のきざし』の週。舶来品店で働くりんが、外国人客の言葉を理解できず困っていたところを助けたのがシマケンでした。

丸メガネにボサボサヘアで書生風のシマケンは、流暢にフランス語を話しました。「生きる上で役に立たない言葉を知るのが好きだ」と語る彼は、東京明光新報という新聞社の「活字拾い」でした。

「活字拾い=活字工」とは、活版印刷においてひとつひとつ文字が書かれた金属製のスタンプのようなものを、文章に基づいて、必要な活字を選びだす仕事です。

明治維新以降、日本が西洋の活版印刷技術を積極的に取り入れたため印刷技術も急速に発展。活字工は、この時期に必要不可欠な職業となったのです。

日本語はひらがな・カタカナ・漢字・英字・数字と文字の種類が多く、文字ごとにサイズ違いなどもあるため、繊細かつ集中力が求められ、何よりも「文字」や「言葉」が好きでないと務まらない仕事。

その両方を愛するシマケンにはぴったりなのですが、本人はあくまでも小説家にこだわっていましたね。

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