『豊臣兄弟!』信長の草履がつないだ“兄弟の絆”…第28回「急げ!秀吉」で織田から豊臣へ託されたバトン (2/8ページ)
前回は、織田信長と信勝(中沢元紀)の“兄弟の絆”(というか呪縛)が描かれ、今回は小一郎と秀吉の“兄弟の絆”が描かれました。
今までの中で初めて、兄に「嘘」をついた小一郎、現実が受け止められず弟を殴る秀吉。この兄弟がこんなに真剣な大喧嘩をしたのは初めてでしょう。
愛する主君を突然奪われた兄弟。本気で殴り合うことで現実を受け止めようとしました。
織田から豊臣へとバトンが渡された今回、この大河最大のテーマ“兄弟の絆”を中心に振り返ってみました。
ここまで本気で殴り合ったのは初めての豊臣兄弟。NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより
小一郎が“そのとき”本能寺にいたわけ業火に包まれる本能寺を呆然と見つめる小一郎。
「なぜ小一郎が本能寺に?」という声がSNSでも上がっていました。もちろんドラマ上での創作です。
「豊臣兄弟!」では、昔は仲の良かった弟を討った信長の苦悩が、幾度となく描かれてきました。
脚本を手がける八津弘幸氏によると……。
信長の苦しみを癒すのは「弟・小一郎だけ」ということ。
本能寺の変の前、二人きりで酒を酌み交わした時、「信勝様は上様を恨んではおりませぬ。