『豊臣兄弟!』信長の草履がつないだ“兄弟の絆”…第28回「急げ!秀吉」で織田から豊臣へ託されたバトン (3/8ページ)
到底かなわない兄を持った弟として分かる」と言う小一郎の言葉に、信長の弟へのトラウマがゆるりとほどけていきました。
だからこそ、切腹前に目の前に現れた弟の幻影に「ろくでもない人生でしたな」と言われ、「是非もなし=(信長は自身の)人生にもう悔いはない」と言い笑いながら死ねた……という意図があったそう。
この場面を描くには、小一郎は京都にいる必要がありました。そこで、時代考証の専門家にも相談し前回のような脚本になったそうです。
けれど、小一郎が“そのとき”に現場にいたことで、森乱(市川團子)から信長を守れなかったことを聞け、燃え落ちるのをこの目で見たから現実から逃げることなく受け止めることができたのでしょう。
明智軍の足軽の扮装をして本能寺から出てきた森乱。NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより
卓越した調整能力を持つ「秀長」らしい作戦京都にいる小一郎は明智軍から命を狙われているため外に出れず。家臣へ「その先」を考えた司令を出しました。