朝ドラ『風、薫る』黒川医師と“運命の再会”…りんの実在モデル・大関和が再び看護婦に戻った理由 (8/10ページ)
以前は平屋の医院だったのですが、解体され洋館となり『知命堂病院』の看板がかかっていました。
和は、原始に案内されるまま新築病院の内部に入ると、最新の医療設備が揃っていたとか。きっと胸はワクワクして目を輝かせながら病院内を見学したのではないでしょうか。
原始曰く、「全国から一流の医師らが赴任してくることも決まった」そうです。
病院勤務時代から、和の看護婦としての能力を高く評価していた原始は、「この病院の看護婦長になって欲しい」と頼みました。
原始は「いずれは看護婦養成所もつくりたい。医大病院時代のあなたがたの働きを見ていて専門的な教育を受けた看護婦の必要性を感じた。あなたには養成所の教員もして欲しい」。
“女のくせに、たかが看護婦のくせに”という遅れた考えは持たず、先見の明があった、原始。(さすが、黒川先生!)
「ぜひやりたい!」と思った和も、「わたしにはもったいないお話」と頭を下げその場は去りました。
けれどでも、すぐに車を拾い高田女学校に出向き「退職したい」旨を申し出たのでした。さすがは、思い立ったらすぐに行動する和らしい。
実は、和の看護婦としての能力を高く評価していたマリア・T・トゥルーは、もともと「大関さんは、急に看護婦に戻る可能性がある」と、学校側に伝えてくれていたそうです。