朝ドラ「風、薫る」赤痢の村で刃物を向けられても…りんのモデル・大関和が命を救った防疫の実話 (2/8ページ)
(NHK「風、薫る」公式サイトより)
「看護婦の手はたくさんの人の命を助ける手」黒川医師に赤痢の村への同行を頼まれたとき、りんの第一声は「最初の患者はいつ?」でした。
やはり、一ノ瀬りんの中には“看護師”が息づいている……と思わされた瞬間。
躊躇して一度は断わったものの、やはり、バーンズ先生(エマ・ハワード/モデルは養成所時代の先生アグネス・ヴェッチ)の言葉は、しっかり心の中に残っていましたね。
「あなたたちの“手”は、家族の数百、数千倍の人を助ける“手”。」
そんな“手”を持っている看護婦は今、高田には自分一人しかいない……「自分がやるしかない」と決意し腹を括ったようでした。
ドラマでは、黒川医師や看病婦とともに、必要な物資を大八車に山のように積んで感染者の蔓延する村へ。この時代の防疫班がいかに大変だったかが伺える場面でした。
さっそく直面したのは、医療班に対する「隔離されたら死ぬ」と誤解した村人たちの抵抗でした。
物資を積み込み、町から2時間離れた村へ出向く黒川病院の人々とりん。(NHK「風、薫る!」公式「X」より)
「避病院へ隔離」する医師や警察への抵抗明治時代、感染者を避病院へ隔離する警察や医者は嫌われました。