朝ドラ「風、薫る」赤痢の村で刃物を向けられても…りんのモデル・大関和が命を救った防疫の実話 (5/8ページ)
結果、その感染症対策が行き渡り最大死亡率が42.7%だったものが数ヶ月で2.2%までに下げるという、奇跡のような偉業を成し遂げていたのでした。
看護師として戦傷兵を見舞うナイチンゲール 1855(wiki)
「感染の広がり=国難」と捉えた大関和大関和の徹底的な感染対策により、入院後の患者の死亡数は激減。患者の衛生環境を整えることがいかに重要かを世間に知らしめることとなりました。
和は、のちに執筆した『看護婦派出心得』に「なぜ伝染病対策に熱心に取り組むか?」の理由を書いています。
「伝染病の如きは、独り病人を看護するのみの目的にあらずして、一家村市都府あるいは全国にも及ぼすものなれば、看護婦の任、又大なりといわざるべからず。」
「看護を以て天職となすもの、この国難に際し、不幸なる同胞を助け」
大関和は、感染が広がり蔓延することを「国難」と捉えていたのでした。