『豊臣兄弟!』千利休(吉岡秀隆)が登場!国宝茶室「待庵」わずか二畳に凝縮された“わび茶”の美学 (5/8ページ)

Japaaan

妙喜庵(Wikipedia)

では、ここからは「待庵」の構造を紐解いていきましょう。

まずは屋根です。切妻造り柿葺き(こけらぶき)で、利休好みの草庵茶室らしい素朴な自然さを感じさせます。

続いて、茶室の出入り口である躙口(にじりぐち)。その寸法は、高さ約2.6尺(約79cm)、横幅約2.3尺(約70cm)でここをくぐると、いよいよ茶室のなかです。

待庵の躙口(大山崎町商工会)

躙口は時代が進むと、高さ2尺2寸5分(約68cm)、横幅2尺1寸(約64cm)と、さらに小さくなります。そこから「待庵」の躙口は初期のものと推察され、ここからも同庵が現存最古の茶室遺構であることがうかがえるのです。

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