『豊臣兄弟!』千利休(吉岡秀隆)が登場!国宝茶室「待庵」わずか二畳に凝縮された“わび茶”の美学 (7/8ページ)

Japaaan

待庵の下地窓と連子窓(山崎観光案内所)

また、壁に設けられた下地窓(したじまど)と連子窓(れんじまど)を併用し、室内に効果的なほの暗さと、ほのかな明るさを生み出しています。

この明暗の分布という演出効果が、たった二畳という狭く静かな空間だからこそ生まれる緊張感と精神性を際立たせているのです。

利休の秘伝書とされる『南方録』には、「二畳の小座敷、草庵一向の住まいなるべし」という言葉があります。

この言葉に照らして考えれば、「待庵」こそ利休が目指した茶室の究極の形であると考えてもよいのではないでしょうか。

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