『豊臣兄弟!』「織田家になど生まれなければ」信雄の暴言は単なる創作か?壮絶な半生と父への複雑な思い (2/9ページ)
秀吉との和睦に出向いた信雄(NHK「豊臣兄弟!」公式サイトより)
戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントである『豊臣兄弟!』だけに、場面場面には多くのフィクションが取り入れられています。
しかし、この信雄の言葉には、ある意味で歴史の真実が隠されているのではないでしょうか。
とくに、「でも父よりはましか。寺の中で焼け死ぬなど惨めの極みじゃ。わしはああはならぬ」
という言葉には、羽柴秀長(仲野太賀)が思わず怒りを爆発させました。
本能寺での織田信長(小栗旬)の最期を「無駄死」とも受け取れるような発言に、秀長が激怒したのです。
信雄といえば、これまで「軽率」「暗愚」「無能」など、武将としてはマイナスの評価を受けることが少なくありませんでした。『豊臣兄弟!』でも、どちらかといえばそのようなイメージで描かれているのは間違いないでしょう。