『風、薫る』今井教授(古川雄大)とトメ(原嶋凛)が語る看護のリアル、最終週が示す「道標」の真意とは (3/8ページ)
自分も、若い外科医を育てている経験から「“教える”ことに悩みは尽きないが、いずれは君の糧になるから頑張れ!」と、エールを送っているかのようでした。
今井教授は、一見クールな現実主義者という雰囲気ですが、“数字”や“規則”だけではなく、看護婦や患者など “人”の立場になってものを考える医師でした。
もともと「看護婦」への差別心はない人でしたが、より「看護婦」という存在の大切さを認めるようになった気がします。
今井教授による特別講義を真剣に聞く、生徒たち(NHK「風、薫る」公式サイトより)
医師も「看護婦」の仕事から学んだドラマの中では、今井教授は帝都医科大学付属病院(モデルは帝国大学医科大学附属第一医院で、現在の東大病院)に勤務する、ドイツに留学したエリート外科医という設定。
同様にドイツで学び、帰国後明治20年(1887)帝国大学教授となった実在の人物・佐藤三吉がモデルでは?と推測されています。
その頃、りんのモデル・大関和も、同じ病院の外科看護取締として働いていました。
今回再会した時、「君は辞めても看護の道に戻ると思った」という教授。
りんの看護婦としてのスキル面と、患者に寄り添う人間性面の両方を評価していました。