『風、薫る』今井教授(古川雄大)とトメ(原嶋凛)が語る看護のリアル、最終週が示す「道標」の真意とは (1/8ページ)
2026年3月から始まった、朝の連続テレビ小説『風、薫る』も、早いもので最終週を迎えました。
最後のテーマは『道標』。
フィナーレが近づいてきて、懐かしい人々が再登場しました。
今回は、直美(上坂樹里)が設立した『恵風派出看護婦養成所』に、看護学生たちの試験対策講師として招かれた帝都医大病院の今井教授(古川雄大)と、看護婦養成所時代の同期であり帝大病院で伝染病科の看護取締だった、工藤トメ(原嶋凛)が。
振り返れば、ドラマの最初の頃から“看護”という概念が社会にありませんでした。
けれども……
ナイチンゲールから、看護養成所の講師・バーンズ先生(エマ・ハワード)へ。
バーンズ先生から、梅岡看護婦養成所の生徒たちへ。
その生徒たちから、新しい次世代の看護学生たちへ。
“看護”のバトンは渡され、社会に広がっていきました。
りんと直美が養成所に入学してからほぼ10年。医療も看護も進歩しつつあります。
それでも、永遠の問い『what is nursing?(看護とはなにか)』は、教えるほうも、教わるほうも、答えが出せずに悩んでいるようです。
最終週、今井教授や工藤トメが伝えた “看護”のリアルと『道標』とは?……を考察してみました。
※ドラマの時代設定に合わせて現代の「看護士」ではなく明治時代の「看護婦」で表記しています。