『風、薫る』今井教授(古川雄大)とトメ(原嶋凛)が語る看護のリアル、最終週が示す「道標」の真意とは (8/8ページ)
知識も経験も熱心さも持ち合わせるツヤ。(NHK「風、薫る」公式「X」より)
本を書き「未来の看護婦」への『道標』に実際、大関和は優秀な看護婦の育成だけではなく、女性の地位向上のため娼婦廃止運動や、禁酒、婦人参政権運動などで活動。
鈴木雅も、看護婦の育成のほか、日本最初の女医・荻野吟子らと大日本婦人衛生会を組織し『婦人衛生雑誌』を刊行するなど、衛生の知識教養の普及・啓発にも努めています。
生徒に「患者の変化に気が付く方法」を尋ねられ「言語化が難しい」と悩むりんに、シマケン(佐野晶哉)は、「“守り、破り、離れる”ですね」と「千利休の言葉」を教えます。
「師匠の教えを守り、やがてそれを破って、離れていく時、自分の流儀が生まれる」という意味だと。
これに背中を押されるのでしょう。
りんは、今までの体験をもとに看護の実用書を書くことを決心するようです。
「看護とはなにか?」
今まで、悩んだり・間違えたり・苦しんだり・手応えを感じたり・患者と心が通じ合ったり……さまざまな経験をもとに書いた本は、間違いなく「未来の看護婦」の『道標』になっていくのでしょう。
参考:
女子学院公式HP「特設サイト大関ちかの歩みをたどって」
東京慈恵会医科大学附属病院公式HP
日本大百科全書
上越市HP「大関和」とは
佐藤三吉関係資料 東京大学文書館デジタル・アーカイブ
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