『豊臣兄弟!』仏罰はすべて引き受ける!秀長の覚悟に震えた第37回…蜂須賀正勝の最高の“ナレ死”に涙 (5/11ページ)
ただし定次はこの時、伊賀国のほかに隣の伊勢国に5万石、同じく山城国に2万石の合計20万石を与えられています。
「それでも半分以下ではないか!」と思ってしまいそうですが、実際のところ大和国内にある寺社領や与力領などを除いた純粋な所領は18万石程度でした。つまり今回の国替で、定次は2万石を加増されたと見てよいでしょう。
また伊賀は交通の要衝であり、羽柴政権としては、東国勢力(徳川・北条など)に対する備えとしておさえておかねばなりません。
そこへ定次を配置するということは、秀吉がそれだけ定次を信頼し、高く評価されていたと見ることも可能です。
この後、定次は羽柴の苗字を与えられ、従五位下・伊賀守に叙せられるなど秀吉政権下で活躍したのでした。
興福寺は仏罰で領民たちを脅していた?
清兵衛を説得する秀長。民衆が常に善良で純粋とは限らない。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
劇中では磐覚だけが仏罰を振りかざして領民たちを脅していたように描かれていましたが、果たして実際はどうなのでしょうか。
もちろん令和21世紀の私たちより神仏に対する信仰心は厚かったでしょうが、それだけで縛り続けるのは無理があります。