『豊臣兄弟!』磐覚(坂口涼太郎)のポーズが話題「阿修羅像」は消滅寸前だった!明治の悲劇「廃仏毀釈」とは (1/9ページ)
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」第37回「秀長の国」では、四国平定の恩賞として羽柴秀吉(池松壮亮)から大和一国を与えられた羽柴秀長(仲野太賀)が大和郡山城へ拠点を移し、物語は終盤に向けて新たな展開を迎えました。
そのなかで、興福寺の僧侶・磐覚(坂口涼太郎)が見せた「阿修羅像ポーズ」や「金剛力士像ポーズ」が話題になっていました。
ところが、その阿修羅像が永遠に失われる危険に直面した出来事が、今から約160年前に起こります。
それが、明治維新とともに全国各地へ広がった「廃仏毀釈」でした。
今回は、仏教界を震撼させた「廃仏毀釈」について、ひも解いていきましょう。
経典が焼却される様子が描かれた『開化乃入口』 第二編下。(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)
磐覚の阿修羅像ポーズ!坂口さんが込めた思いとは?大和に入部した秀長は、興福寺をはじめとする寺社勢力が絶大な権力を持つことにより、領民たちが寺社へ納める高額な年貢に苦しんでいることを知ります。