一聴の価値あり。音響が素晴らしい映画10選 (2/10ページ)

Kotaku

スピルバーグ監督は、ライドストロームに「ハリウッドらしくないリアルな銃撃戦」を追求することを注文し、本物の銃を使って銃声を録音する等して第二次世界大戦の様子を生々しく再現することにしたのでした。

ちなみに、このリアルの追求は音響だけに止まらず、俳優たちの心情にも当てはめられました。二等兵を救出するために編成されたチームの気持ちを理解させるために、ライアン役のマット・デイモン以外の俳優達をブートキャンプ同等の訓練に10日間も参加させたのです。

過酷な訓練を強いられた俳優達は、撮影が開始する頃には疲れ果てて心も荒んでおり、何も知らないデイモンが撮影に参加した時には、剣呑な雰囲気になっていたのでした。



『U・ボート』(1981)

長く厳しい撮影を思わせる出演者のリアルな苦労の色にも注目


1981年公開、ドイツの潜水艦Uボートの艦内を舞台とした戦争映画『U・ボート』。

この映画の音響のすごい所は、狭いセットの中を撮影する際に使用された2台のジャイロスコープがとても煩く、本来の音が使えなくなっていたためにほぼ全ての音をアテレコしたということでしょう。狭い艦内に響く音で、船員達に迫る恐怖を描く...。一聴の価値ありとは正にこのことでしょう。

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