一聴の価値あり。音響が素晴らしい映画10選 (8/10ページ)
イブの飛行音には3mのラジコンジェット機、プラズマ砲はハシゴから吊るしたスリンキーをティンパニの鉢で叩くといったアイディアが使用されています。
■『イレイザーヘッド』(1977)

この音に耐えられなくて視聴続行が不可能な人も
音でコミュニケーションを表現したのが『ウォーリー』であれば、ムードを表現したのがデビッド・リンチ監督の『イレイザーヘッド』でしょう。
当時、リンチ監督は映像に関しても音響に関しても殆ど知識を持っていない状態でした。しかし、彼は音響は映像と等しく重要だと信じていたため、スタジオを防音のブランケットで遮音し、サウンドデザイナーのアラン・スプレットと共に1年かけて様々な音を試したのでした。
様々な音源を重ね合わせて作られた音は、聴く人を拷問するかのような威圧感。悪夢のような内容と人を狂わせるような音...、今もなお深夜上映の定番と言われていることに納得できる作品です。