やっと科学が追いついた。科学が解明しつつある10のミステリー (6/10ページ)
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これはすごい
1年で7センチというオーストラリア北部の地殻移動とともに、マントル上部の高温物質が上昇するホットスポットがこのエリアに発達し、マグマができた。これに似た孤立した火山エリアは、世界には50ほどあるという。
5. スーパーファンドできれいになった海で繁殖する魚

出典: karapaia
1940年代から70年代にかけて、工場がマサチューセッツのニューベッドフォード港にポリ塩化ビフェニル(PCB)を垂れ流した。PCB濃度が安全基準レベルの4倍以上にもなっていたため、環境保護庁はこの港を有害産業廃棄物除去基金、いわゆるスーパーファンドの対象地区とした。しかし、この港は生物学的な問題を生んだ場所でもあった。
有害物質で汚染されているにもかかわらず、この港でタイセイヨウメダカが繁殖していたのだ。PCBはそのものよりも、消化し代謝することによって中毒を起こす。しかし、このメダカはオフのスイッチを入れて、毒素の代謝を止めるよう遺伝的に進化してきた。彼らはPCB汚染にうまく順応しているわけだが、こうした遺伝的変化のせいで、このメダカはほかの生物より汚染物の有害な影響の許容量が大きいのではないかと考える科学者もいる。だから逆に水がきれいすぎるクリーンな環境では生きられない可能性もあるのだ。
このメダカはシマススギ、アミキリなど、わたしたち人間が口にする魚のエサになる。だから、たとえメダカがPCB毒素に対して免疫があっても、実は蓄積されたその毒素が食物連鎖をまわり巡って、わたしたちの体内に入ってくる可能性があるのだ。
4. 海底波はどのようにしてできるか。