楽しいけれど面倒なSNSとのつき合い方:高橋暁子×米田智彦 対談 (6/10ページ)

タブロイド

Twitterのタイムラインを見て「えっ?」って一瞬思いながら受け流していますが、似たことを普通の人が普通に経験している時代なんです。

高橋:ネット上だったら、有名人にだったら、何を言っても許されると思っている人はいますね。自分に対する欲求不満や満たされない気持ちをぶつけてスッキリさせる代替行為なんですよね。

米田:メンタルヘルスとSNSは結びつきやすい部分はありますよ。

高橋:そうですよね、SNSで絡めば構ってもらえるので止められなくなるんですよね。

米田:ネット上で饒舌になる人ってリアルであまり話せない人が多いんじゃないかなって、自分も含めてそう思います。でも考えてみりゃ当然ですよね。リアルでのコミュニケーションが充実していたら、ネットでのコミュニケーションをそこまで求めないと思いますから。

高橋さんの本の2章に「止まらない承認欲求の連鎖」とありますが、僕の本でもそこはすごく触れています。SNSを通して自分をブランド化する心理が働いていると思うんですよね。「こんな私を認めて愛して」というのは、ネット上に昔からある欲求の渦で、日々流れてくる事件のニュースを眺めていても、「一億総承認欲求」の時代なんだなあと思います。

高橋:特に今は注目度が数字で見える上に他人と比較できちゃうから、もっと反応が欲しくなっちゃうんですよね。

米田:今となっては懐かしい響きですがBBS、ネット掲示板の時代とは違うんですね。人気のある人とそうでない人との格差が出てしまう。

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