『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジョージ・ミラー監督にインタビュー (5/8ページ)
――ギターの男「ドゥーフ・ウォリアー」と彼の吊られている車両「ドゥーフ・ワゴン」のセットは、ロックコンサートを凝縮したかのようですが、具体的なバンドなどから影響を受けて生まれたのでしょうか?
ミラー:まず、ドゥーフ・ウォリアーが存在するのにはロジカルな理由があります。言葉が発達する前、戦争や紛争では音楽がコミュニケーションの手段でしたよね。打楽器があったり、スコットランドではバグパイプがあったりしました。
本作では車の騒音がとてつもなくうるさいので、あれだけのスピーカーで爆音を出さないと聞こえないわけですね(笑)。同時に、本作に登場するモノは一つ以上の目的があって作られているので、ギターは「フレイムスロワー」、つまり火炎を放射する武器としても使えるようになっています。
具体的な何かを基にしているというのはありませんが、私の19歳の息子がギターを弾くので、彼からアドバイスはもらいました。後は、本作の音楽を担当したジャンキーXL(オランダ人のミュージシャンであるトム・ホーケンバーグのソロ・プロジェクト)は作曲だけでなく楽器も何でも弾けるので、彼の意見も取り入れています。