kz(livetune)× wowaka(ヒトリエ)対談 ロックスターの不在と音楽の行方 (4/13ページ)
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バンドという概念もそうだし、音楽そのものとしても、それが世界一カッコいい集合体だと思って生きてきたから。
もちろん、ひとりで曲をつくっていた経験がなかったら、精神的にも音楽的にも今のバンドでうまくやっていくことはできませんでしたが。
kz 一度違うことをやって自分自身を俯瞰してみることで、こうしたら次はうまくいけるのかなというボーダーラインみたいなものをつくれますよね。
wowaka ひとりでボカロをつくっていなければ今バンドもやってないし、逆にバンドを2回ダメにしていなければボカロもやってないし。きっと、そういったことが積み重なって今の形になっているんだなって思います。
矢面に立つことの重要性
──ボカロのような、当時ゼロからはじまった新しいシーンから、ロックやダンスミュージックといった先行世代が多いシーンにあえて飛び込んでいった理由は?
kz 僕にとっては、先達のアーティストがいるとかいないとかはどうでもよくて、むしろ、逆にすごいヤツらがいたほうが向かっていく甲斐があるなと。ラスボスがいっぱいいた方が楽しいので(笑)。
あと、アーティストを見に来るというよりも、「場」自体をみんなで楽しむ雰囲気というのが僕はすごく好きだったので、それも含めてダンスミュージックっていいな、クラブイベントっていいな、というところがありましたね。
wowaka 僕の場合は、自分という存在をちゃんと矢面に立たせたかったという思いがあったからですね。
ボカロを2年やってきて、ちゃんと自分の歌、自分の声で勝負しないといけないんだな、とすごく感じて。それをやる上で一番自分の中でハマる手段がバンドだったという。
で、バンドをやる以上、そういったシーンに飛び込むのは必然だし、お客さんや他のバンドとコミュニケーションを取るというのは自分のやりたいことでもありましたしね。