kz(livetune)× wowaka(ヒトリエ)対談 ロックスターの不在と音楽の行方 (6/13ページ)
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kz 確かにお客さんの様子を見ていると、いつもと変わらないというか。僕のことを知らなくても、かかっている曲がわからなくても、「場」をしっかり楽しんでくれる人たちがいっぱいいるなって思いますね。
ロックのお客さんって、特定のアーティストを見に来るとか、あるいは好きなジャンルのアーティストを見に来るっていう感覚でフェスに来ているのかなって思っていたんですけど、「ロッキン」(ROCK IN JAPAN FESTIVAL)に連続2回出てみて、そうでもないんだと思いました。
wowaka 僕はフェスは好きで見る側としても10年くらい前から行っているんですけれど、なんか、空気がバチッと変わったような感覚があって。というのもここ数年の話だと思いますけどね。
kz フェス自体も、ロックバンド以外のアーティストを出演させたりとかもありますしね。
wowaka 僕は、本当はワンマンライブみたいなものが一番好きなんですけど。個人的に音楽でやりたいのは、あるひとりに深く突き刺さるような、そういうコミュニケーションで。
でも、そういう「濃さ」みたいなものを、こうした自由な「場」でやるのも素敵なことだと思っていて。
ちょっと前までは、そういう享楽主義的な感じって嫌だったんですけど、そこを含めて認めてあげられるような音楽をみんなに突き刺したいなというのが、最近の僕の課題ですね。
kz なんていうか、ネット文化が進んで、音楽雑誌の衰退も合わさって、音楽のジャンルはもちろん、メジャーもインディーズも、商業CDもフリーダウンロードもごっちゃになって……
wowaka リスナーが聴く音楽をフラットに選べるような環境ができてきたなと。
kz ニコニコとかもすごく自由じゃないですか。もしそうじゃなかったら、僕もwowakaくんも出てこられなかったと思うんですよね。