叱られてる内が華?「武士の世」を目指した源頼朝の意識改革と、違反した御家人への悪口雑言を一挙公開 (1/7ページ)
源氏の嫡男として生を享け、幾多の苦難を乗り越えて没落していた源氏を再興、鎌倉に幕府を開いて「武士の世」を創り出した源頼朝(みなもと の よりとも)公。
源頼朝のストレス人生…妻はラスボス、弟は自分より優秀!あぁマジで病みそう(泣)それまで「公家の地下人(じげにん。召使い)」であった武士を、その軛(くびき)から解き放ったのですが、それには武士(御家人)たちの意識改革が必要でした。
絹本着色伝源頼朝像(Wikipediaより)
しかし、いつの世も改革には困難がつきもの。永らく代々にわたって公家たちに飼い馴らされてきた武士たちの「地下人根性」はなかなか抜けず、頼朝公は朝廷や公家との関係性で、何度も頭を抱えることになります。