植物怖いシリーズ。食べるな危険!油断するとひどい目に遭う10の猛毒植物 (4/9ページ)

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・4. ジャイアント・ホグウィード(Heracleum mantegazzianum)

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image credit:Wikimedia.commons

 セリ科の多年生植物。和名はバイカルハナウド。レースのような可憐な花をつけるが、身の丈5メートルもあり、葉は1メートルを超える威容だったらすぐに立ち去ろう。

 樹液は光毒性で、皮膚を日光に対してヤバいくらい敏感にしてしまう。

 潰したりしなければ樹液は出ないので、ちょっと触れたくらいでは大丈夫だ。だが万一、樹液が付着してしまえば、そのときの症状は日焼けどころの騒ぎではない。

 それは重症の火傷のようで、下手をすると15分でひどい水ぶくれや傷になってしまう。目に入ろうものなら失明の恐れもある。

 コーカサスや中央アジア原産とされるが、観賞用としてイギリスやアメリカに持ち込まれ、鳥のおかげで広範囲に広がってしまった。
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