植物怖いシリーズ。食べるな危険!油断するとひどい目に遭う10の猛毒植物 (6/9ページ)

カラパイア




・6. ドクゼリ(Cicuta virosa)

i8_e
image credit:Wikimedia.commons

 ユーラシア大陸に広く分布。古代ギリシャの哲学者ソクラテスの命を奪ったのがこれで、日本では三大有毒植物(ほかはドクウツギとトリカブト)のひとつに数えられる。

 花から根まで、どの部分にも強い毒性があり、口にすると数時間で呼吸麻痺が起こり死に至る。また、皮膚に擦り付けるだけでも、ひどくかぶれる。

 ノラニンジン、セイヨウノコギリソウ、ウイキョウ、エルダーフラワーといった食材や薬草として使われる植物と間違えやすいので、注意が必要だ。

 見分ける上で一番信頼できる特徴は、ドクゼリには毛がなく、中空の茎には、必ず赤紫の斑点か筋があることだ。
「植物怖いシリーズ。食べるな危険!油断するとひどい目に遭う10の猛毒植物」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る