植物怖いシリーズ。食べるな危険!油断するとひどい目に遭う10の猛毒植物 (6/9ページ)
・6. ドクゼリ(Cicuta virosa)
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ユーラシア大陸に広く分布。古代ギリシャの哲学者ソクラテスの命を奪ったのがこれで、日本では三大有毒植物(ほかはドクウツギとトリカブト)のひとつに数えられる。
花から根まで、どの部分にも強い毒性があり、口にすると数時間で呼吸麻痺が起こり死に至る。また、皮膚に擦り付けるだけでも、ひどくかぶれる。
ノラニンジン、セイヨウノコギリソウ、ウイキョウ、エルダーフラワーといった食材や薬草として使われる植物と間違えやすいので、注意が必要だ。
見分ける上で一番信頼できる特徴は、ドクゼリには毛がなく、中空の茎には、必ず赤紫の斑点か筋があることだ。