植物怖いシリーズ。食べるな危険!油断するとひどい目に遭う10の猛毒植物 (8/9ページ)
・8. ベラドンナ(Atropa bella-donna)
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西欧に自生する多年草だが、現在では北アフリカ、西アジア、北アメリカなどでも繁殖している。
全長40~50センチほどで、葉は楕円形の薄い緑、花は紫。甘いと言われる黒っぽい実を実らせるが、「悪魔の実」や「死の実」との異名があり、猛毒を含む危険な実だ。
好奇心旺盛な子供がいる場合は、2粒も口にすれば命取りになるので、うっかり食べないよう注意が必要だ。
また実だけでなく全体に毒が含まれており、触っただけでかぶれることもある。
かつては女性が瞳孔を拡大させ、美しく見せるために使っていた。ベラドンナとはイタリア語で「美しい女性」という意味だ。
・9. ポークウィード(Phytolacca americana)
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北アメリカ原産で、牧草地、空き地、フェンス沿い、道路脇など、いたるところに生えている。
緑から赤紫の茎は、大きな緑色の葉をつけ、ブドウのような実が垂れ下がる。全体に毒を含むが、白い根の部分に特に多い。