受験生や社会人の方ですと、試験前日や大事な仕事を終わらせるために、徹夜で机に向かった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
徹夜などで寝不足になると、
頭痛を引き起こしてしまう場合がありますが、寝不足と頭の痛みには何か関係があるのでしょうか。
今回は医師の建部先生に、寝不足になると頭痛になる原因、ともなう症状、そして快適に睡眠が出来る方法などを解説していただきました。
寝不足になると頭痛がする原因
仕事や勉強の追い込みでどうしても夜遅くまで起きてしまい、翌朝も普段通りに活動した時、皆さんの多くは頭痛を経験されたことはありませんか?
今回は寝不足とその頭痛についてお話をさせていただきます。
寝不足による頭痛は今のところ、以下の原因が有力とされています。
人は酸素を空気中から取り込み二酸化炭素を吐き出す呼吸の際に、食事由来の糖を分解し、その糖が少なくなってしまうと脂肪を分解してエネルギーを作り出し、その過程で、活性酸素が多く作り出されてしまいます。
最初のうちは体内に備わっている抗酸化システムがビタミンCなどの抗酸化作用のある物質を動員して、速やかにこれら活性酸素を無害化してしまうので問題は生じません。
しかし、活動時間が長くなりすぎると大量の活性酸素を処理し切れなくなり、処理しきれない活性酸素が少しづつ細胞や神経細胞が傷つけ、エネルギー代謝や中枢神経系に異常が生じます。