映画『女の子よ死体と踊れ』朝倉加葉子監督にインタビュー (5/10ページ)
『Xファイル』は大好きですし、日本の作品だと『エコエコアザラク』も大好きですね。後は『エクソシスト』なら2、『REC/レック』なら2とか、オカルト度が突然上昇するとそれだけでテンションがぶち上がります。
――『クソすばらしいこの世界』の後半もそうでしたが、本作でもそれまでの流れからは想像しにくい「えーっ!」となるようなオカルトな飛躍が突然起きます。あのような演出は入れたくなって入れているのでしょうか?
朝倉:入れたくなっちゃうんですよね(笑)。弱点なので、気をつけたいんですけど......。
観る分にもそういう飛躍が好きなので、私はいつもイケてると思って入れているんですけど、後から周りの人たちから「なんであんなに飛躍するの?」と言われて、(うつむきながら)また飛んでましたか......となります。
野放しにすると飛び放題になってしまうので、「まあいいか」と思ってもらえるラインにおさめるのが最近の目標です。
――本作には何通りもの死ぬ描写だけでなく、殺す描写もいくつか登場します。そういったシーンをゆるめるモ! の皆さんに演じてもらうのは、イメージもあるので難しい面もあったのではないかと思うのですが、すんなり決まったのでしょうか?
朝倉:最初に企画を、脚本のおおもとを作っていた時に、最後にブチ殺すのはけっこうヘビーだと思ったんです。だからどういう風に持っていけばいいのかはけっこう悩みました。あんまり陰惨な話にはしたくなかったですしね。
でも、ゆるめるモ! と会って話をしているうちに全然イケるな、心配ないと思いました(笑)。だからそのまま、どうぞどうぞと。