映画『女の子よ死体と踊れ』朝倉加葉子監督にインタビュー (6/10ページ)
彼女たちはふざけているようで、そうでもないけど、やっぱりふざけていたのかな? という塩梅がちょうどいいと思いますね。
――ゴア表現や残酷なシーンはほぼありませんが、車で轢くシーンはけっこうひどくて、さすがだなと思いました。
朝倉:やりたくなっちゃいますよね、やっぱり(笑)。
死なないとなると「あっ、なんでもできちゃう。いっちゃえいっちゃえ!」という気になります。
――トランスフォーマーだったらバラバラにしてもOK方式ですよね?(笑)
朝倉:まさにそれです。気に入っていただけたようで良かった(笑)。

あのは自分で死ねるのか?
――本作のクライマックスであり、ゆるめるモ! のメンバーの皆さんも印象的だと言っていた、輪になって踊るシーンはどのようなことを意識して作り上げたのでしょうか?
朝倉:あのちゃんが死んで、その後からは彼女が生きているかもしれなかった1日をやろうというのが、あのシーンなんです。
最初はどこかの浜辺でみんなが楽しそうに過ごしているといったシーンを想定していたんですけど、物理的に浜辺に行く時間がなかったり、天気の問題もあったりしたので、あったかもしれない1日、あのちゃんが生きていて、こういうことになっていたかもしれない時間、現実とはちょっと違ってしまっている楽しい日をやるんだったら、逆にどこでやるのかな? と考えていきました。