内容はさておき「超予算オーバーな映画」13選 (2/11ページ)
例えば、セットのパイプが壊れて汚水が俳優たちが泳ぐはずだったタンクの中に流れ込むというアクシデントに見舞われたのです。そういったことが原因で、監督はプロダクションを遂行させるために、ポケットマネーから100万ドル(約1億円以上)を出すことになりました。
当然、製作会社が無傷でいられるはずもなく、10年以上に渡って成功を収めてきたカロルコ・ピクチャーズ(『ランボー』シリーズや『T2』などを製作)は倒産してしまいました(『ショー・ガール』の失敗も原因の1つ)。
また、『カットスロート・アイランド』は興行収入との差が半端なく、1割程度しか回収できなかったことでギネスに「最も興行赤字が大きい映画」と記載されている予算オーバー映画界のトップです。
■『Horror of Party Beach』(1964年)
ドライブインシアターで人気を博した、デル・テニー監督白黒映画の『Horror of Party Beach』(日本未公開)。
本作は、撮影中に起こったバイクの玉突き事故が主な原因で、2万ドル以上の予算オーバーになったと言われています。しかも、知らせを受けた警察までもが撮影現場へ向かう途中で事故に遭うという、不運が連続した作品。
これが原因で、デル・テニー監督はコネチカット州のスタンフォード市警から「二度とこの地域で撮影しないように」と言い渡されてしまいます。
本作に登場するモンスターの姿は目玉の飛び出した半魚人で、アップには耐えられない情けないもの。