PHVやFCVなど、2015年次世代環境車の最新トレンドを振り返る (5/6ページ)
FCスタックのスペックはほぼ同等ながら、モーターの最高出力は『MIIRAI』の113kWに対して130kWに高められており、一充填当たりの航続距離は『MIRAI』の650kmを上回る700km以上としている。

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価格は『MIRAI』の、723.6万円に対して約42万円高の766万円(共に税込)。2016年3月に発売予定だ。
こうして、年内に大手2社から市販版のFCVが出揃った訳だが、肝心の水素ステーションの整備状況はどうなっているだろうか。
■ 来年3月末までに81ヵ所の水素ステーションが開業予定
石油・ガス会社等のエネルギー関連企業、自動車メーカー等20社で設立した水素供給・利用技術研究組合HySUTによると、2015年度(~2016年3月/末)までに全国100ヵ所の設置目標に対して、現在四大都市圏を中心に28ヵ所が開所済みで、年度末までに81ヵ所が開業予定になっているそうだ。

700気圧の水素を供給するディスペンサーのノズル形状は、既に国際標準化済みで、海外への輸出も視野に入れた設計になっていることから、今後、日本の技術が海外へ展開されていくことになると言う。
水素は漏れても直ぐに大気中に拡散するため、溜めない限り着火する危険性が低いのが特徴だが、水素ステーションには安全対策として水素検知器、火災検知器が備えられている。